
ホテル清掃をラクにするポイント~アメニティ編
歯ブラシやシャンプーなど、快適な宿泊環境の提供に欠かせないアメニティ。アメニティを綺麗に見て、気持ちよく使って頂くことも、ホテルの印象をよくするために大切です。ホテル清掃は、下記のようなアメニティにも工夫を加えて清掃をラクにしています。
1.アメニティを使い捨てにする
使い終わったらすぐに捨てることができるため、清掃の手間が大幅に減ります。歯ブラシやカミソリ、ボディーソープなどを使い捨てのものを採用しているホテルが多いです。
2.多機能なアメニティを採用する
一つのアメニティでも、複数の役割を持ったアイテムを選ぶことで、清掃の手間を減らすことができます。シャンプーとコンディショナーが一緒になった製品、洗顔料とメイク落としの機能が一体になったタイプのものなどがあります。
3.アメニティの種類を減らす
提供するアメニティの数を減らすことは、清掃の手間を減らすことに直結します。例えば、歯ブラシと歯磨き粉を一つにまとめたセットを利用すれば、歯ブラシと歯磨き粉を別々に用意し、並べる手間を省くことができます。
4.アメニティの配置方法を変える
アメニティの配置を工夫することで、清掃の手間が減ります。例えば、シャワーキャップやコットンなどの小さ目のアメニティは、シンクの上から落ちやすいので、引き出しに収納すれば、清掃にかかる時間を短縮できます。
実際の現場では、「ラク」にするコツはありません。ホンモクの「できるメイドさん」は清掃に入る前の準備段階から、アメニティを整える工夫をしています。清掃時に使用するバッグの中身も綺麗に整頓して、歯ブラシやシャワーキャップの袋がつぶれないように工夫しているのです。清掃の手間を減らすだけでなく、綺麗に「魅せる」工夫に余念がないのです。
アメニティのクオリティを高く見せるには?
それにはまず、アメニティの置き方だけでなく、セットした時に綺麗にクオリティ高く見せることが最重要です。アメニティはプラの袋に入っていますよね?
ホンモクの「できるメイドさん」は、その袋がつぶれないように、工夫をしています。メイドさんは、客室清掃の際、アメニティを専用のバッグに入れて、持ち運びます。この時に、アメニティを詰め込みすぎると、プラの袋がつぶれてしまって、見栄えが悪くなってしまいます。「できるメイドさん」は、カバンも整理整頓して、アメニティの袋をつぶさないように工夫しているのです。
ホテルのアメニティの管理は、メイドさんのカバンの整理整頓から始まる!