やるからには、品質重視で。 協力会社さんを仲間と思って働く

  私がホンモクに入社したは、12年程前になります。清掃の仕事経験は、大学時代に４年間続けたアルバイトから始まりました。大学卒業後、名古屋でメーカーの営業職をしていましたが、母親の体調不良もあり、実家に戻るために転職しました。それからは独学で簿記３級を取得し、会計事務所に入りましたが、デスクワークが合わず、再び清掃の世界に戻ることにしたのです。

　現在は、定期清掃の現場責任者、管理業務を担当し、協力会社の方たちに指示を出しています。協力会社さんとのやりとりで、心がけていることは、同じ目線に立ってお話をすることです。「協力会社さんを泣かせず、仲間と思って働く」これをモットーにしています。特に日常管理では、必ず現場作業を自分でも実際にやってみてから、パートさんたちに指示を出すようにしています。

　例えば、飲み会を開催してコミュニケーションを深め、用がなくても現場に顔を出してパートさんの近況を聞く。私は本来人見知りタイプなのですが、話がスムーズになるように、相手の趣味や、新聞などで話題のネタをチェックするようにもしています。一番怖いのは、「辞めたい」と言われる時ですね（笑）。

　普段から一緒に働く仲間とコミュニケーションをしっかりとることこそ、現場作業をスムーズにする必須項目だと思っています。現場作業の日程を組むときも現場でのちょっとした会話から、担当のパートさんの通院がいつなのか事前に把握できます。

　この仕事で一番嬉しい瞬間は、やはりお客様が現場の清掃仕上がりに心から喜んで下さった時です。それは、顔を見ただけで分かります。もちろんこれには、自分自身も100％の力を発揮して「やりきった！」と納得し、仕事を終えていることが必須条件となります。

　力を出し切っていないのに、褒められても嬉しくありません。あくまでも「やるからには、品質重視で！」と考えて、全ての業務に取り組んでいます。そのおかげか、ありがたいことに、クレームはほとんどありません。

　入社当時のホンモクを思い出すと、福利厚生もしっかりとした組織になり感慨深く思っております。これからも、ホンモクの現場を盛り上げて行くために、自分の力を最大限発揮していけたらと考えています。

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