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来期の経営手帳が完成しました!

皆さま

明けましておめでとうございます

本年も宜しくお願い致します



さて、1月になると、皆さんも

「新年の目標」を立てるのではないでしょうか??


絵馬に今年一年間の目標を書いて祈願する。

こんな年間行事こそ日本の風物詩となっていて、

日本に生まれてよかったな。と、つくづく思う瞬間でもあります。


皆さんの会社では、今年の目標は考えてありますか??


もう書いたよ…

考えている最中…

全然考えていない…


と、様々な意見があるかと思います。


ホンモクでは、会社の経営目標を

全て経営手帳にまとめて

社員全員に配布しています。


中小企業となると、

大手企業で当たり前に実施している予算管理がほとんど浸透していません。

それは、お金の事は全て社長の頭の中にあるからではないでしょうか??


ホンモクでは、私社長自らが

3泊4日の一人合宿を組んで、経営手帳の骨子を作成しています。


そして、9月~11月末まで微調整を繰り返しながら最終チェックをして、

12月に入稿する日程となっています。


という事は、

社長にとって来年度の仕事はすでに前年の9月から始まっていることになります。

当期の業績を加味しながら来年の経営を同時に進めないといけないわけです。


そしてこの時期に特有なのが、社長の話と現場の話が噛み合わなくなることです。

社長は来期の事で頭が切り替わっている。

しかし、現場スタッフにしてみれば、お盆明けで下期が始まったばかり。

さぁ、下期で上期分の売上を巻き返すぞ! とスタッフは思っています。


この時間差を埋めるべく、社長は現場をうまく誘導しないといけません。



ちなみに、経営手帳の中身を少しご紹介すると、

今年の経営方針・経営戦略・経営戦術・営業方法・組織体制・社内ルール・人事評価制度・会社日程・会社行事・・・と全て記載されています。



という事は、この手帳を読まないと、どんなに頑張って成果を上げても

評価されないのです。それは、なぜか??


理由は、会社方針が示す人事評価制度に沿って仕事をしないといけなくなるからです。

要は、独りよがりの仕事ではいけない、ということです。



この経営手帳の完成度と実用度で

来期の会社の業績が決まる! と言っても過言ではありません。


社長にとって一番大事な仕事とは「経営手帳を仕上げる」こと

と言っても過言ではありません。


それだけ「計画」こそが、実行のための重要な2割を占めるのです。

“言ったことは忘れても、書いた事は実現するのです”



本来、経営手帳は出来る事を書いて、徹底して実行していく、と言う方法です。

私も三年くらいはその方法を実施していました。


しかし、会社の成長スピードが速くなると、三ヵ月・半年くらいで

経営手帳を追い越して会社が成長するので、手帳の意味がなくなってしまうのです。


なので、今、経営手帳は「今出来ている事50%・今期の達成施策50%」の割合で、

伸びしろ50%ほど「1年間かけて実行する事」を設けています。



そして、経営手帳にはデメリットになる側面もあるのです。


それは、経営手帳の完成度が高ければ高いほど、人材が辞めていくということ。

特に中小企業になれば人材が毎年のように辞めていきます(笑)


えっ!! この人手不足の時に人が辞めていくのですか?

ならばわたしの会社では絶対経営手帳を作成しません! と思いましたか?


これは仕方のない現象なのです。


実は、その先があって、逆に、

人が辞めていかない会社は、会社が成長していない、という

会社の停滞と人材の正比例という現象もおきるのです。


また、人が辞めた場合、

辞めた人材よりもっと優秀な人材を採用する事が出来ます。

しかも会社の総人件費は変わらないのに! です。

(※これは初年度のみ。翌年以降、人件費は確実に上がります)


そして手帳は作って終わりではありません。

経営手帳の「勉強会」こそが、要となります。


月一回45分間の社長勉強会で社長自らが社員スタッフに向かって手帳の解説をします。

この解説が重要で、社長や会社の考え方と合わない人材は次第に辞めていきます。

これは、理性的な事ではなく本能的に何かを感じるからでしょう。


当社は、今、急成長中企業です。

ですから、変化が激しく仕事は激務。

その割に、会社が安定していなく、昇給はするけど賞与は毎年出るとは限らない。


となれば、安定志向の人は、安定した会社へ転職します。


そして急成長中の当社では当然、仕事内容も激変していきますから、

一年ごとにスキルアップしないと会社の成長スピードにはついていけません。


昨年と同じ仕事を続けていると、

B評価またはC評価となり、人事評価が下がっていく仕組みです。

逆に言うと、当社のスピードについて来られる人は、出世も2倍速です。


勤続年数5年10年と頑張っている人材は、給与や待遇が2倍3倍になる仕組みでもあるので、確実に自分自身が成長し、生活も豊かになっていきます。


なので、最終的に残る人は、仕事の出来る優秀な人ではなく、

「仕事も優秀で、さらに当社と相性が良い人」だけが残ります。


もっと言いますと、

「会社の成長と共に苦楽を一緒に笑って楽しく仕事の出来る人」だけが

当社には残るのです。


他社で思いもよらないレッテルを貼られて退職し、ホンモクへ転職する人もいるでしょう。

しかし、当社に入社することで仕事も優秀で、さらに相性の良い人材に様変わりするのです。


他社で貼られたレッテルは、ホンモクでは勲章に変わるのです。


そう言い切れるのは社長のわたしがそうだからです。

まず、完成された大手企業や公務員では間違いなくダメ社員です。


理由は、上司の言う事を聞かないから(笑)


部課長を見て、20年後30年後の自分がそこに座っている、と将来が見えた途端、

自分は仕事が楽しくなくなります。


私自身が決まったレールの上を走る事が嫌いなのです。

(その詳しい説明も出来ますが、それは後日)


ちなみに、経営手帳を作成するには、30~50万円近くかかります。


中小企業にとって年度末に数十万円の出費はかなりの痛手です。

そして、ホテルで経営発表会をすると、さらに、40万円近くかかる。

場合によっては、100万円近くかかるときもあります。


では、なぜ手帳を作成して(お金を使ってまで)まで、経営計画を記載するのか?

理由はわかりますか??


社員達に経営手帳を渡すのではなく、社員全員と「社長の覚悟」を共有してもらうためです。


社長の覚悟は経営手帳にそっくりそのまま書いてあり、

経営発表会で、社員の皆さんの前で宣言するわけですから、

社長はその後の言い訳が出来なくなるし、逃げる事も出来ず、もう前に進むしかなくなります。

そうした「覚悟」が出来るのです。



且つ、日常業務においても、全く問題は起きません。

むしろ仕事がスムーズになります。


私自身も社員から

「社長! 経営手帳にそのように記載していますよ!」

「コロコロ言う事を変えないで下さい!」と、よく怒られています(笑)


※経営手帳は、一部修正する事はありますが大幅に方針を変える事はしません。


また、過去の経営手帳を読むとびっくりする事があります。

「書いた事が不思議と7割8割の確率で実現している!」のです。


2023年の今年は1月20日が来期の経営発表会です。

今年は、どれが実現するのか? 発表前から非常に楽しみにしています。


ですから私の今年一発目の仕事は、

社長として経営発表会のスピーチ原稿を仕上げ、来期の成長へ向けて

社内一丸となれる結束力を高めることです。


当社の広報誌『Always vol.10』の巻頭にも宣言しましたが

今年の当社のスローガンは“仲間作り”です。


今までの仲間、これからの仲間、

仲間なくして成長は成り立ちません。

このスローガンに向かって2023年は邁進する所存です。

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