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コロナ禍でも大盛況! ホテル業界を生き抜いた事例

2023年1月~6月までを振り返ってみると、
一番大きな出来事と言えばやはり、

コロナ禍が明けた!
 
これが一番大きな出来事でした。
3年間、本当に長かった。
 
 
休業中だったホテルは、再OPEN。
 
当社では、ホテル管理事業をやっています。
 
OPEN直後、ホテルさんの営業努力もあって、
スグに満室になりました。
この時は、影ながら本当に嬉しかったですね。
 
今までため込んでいたパワーが全て出た!
そんな感じを受けました。
 
そして、OPEN後の街並みも観光客が溢れていて、
活況に満ちていました。
 
普段の、当たり前の日常がどれだけ有難い事か。
日々仕事が出来て、何事もなく生活を送れる、
この何気ない日常こそ、本当の幸せなんだな。
と、何か胸に来るものがありました。
 
 
また、ここでも経営を学ぶことが出来ました。
 
コロナ禍で休業するホテルもあれば、
コロナ禍でも盛況なホテルもある。
 
この違いって、どこで出るのかなぁ~。
 
と、ずっと考えていました。
 
 
まず、それなりの全国展開しているホテルは、
やはり「泊まるならココ!!」といったブランド力による規模の経済の力が強いです。
 
 
では、数店舗しか持っていないホテルはどうでしょう。
 
自分なりの答えとしては、
「商売に対する姿勢」ではないかな?
と、思っています。
 
 
現在、ホテル業界全体でみると、
 
長年、ホテル事業を営んでいる老舗企業だけでなく、
他に異業種の参入。そして、外資系ホテルも日本進出しており、
まさに、群雄割拠なのです。
 
そんな中、
1店舗だけホテル経営している会社で
上手く行ってる事例をご紹介します。
 
 
そのホテルは、稼働率が低くても、
数えるほどしかお客様が入っていなくても
決して休みませんでした。
 
そして、休まず営業していく中で、
ホテル運営を色々と変えていったのです。
 
例えば、
 
①コツコツ宣伝もして世間にPR
②地の利を生かしたちょっとしたイベントを開催
③宿泊者に合わせて、朝食の変更
④HPのリニューアル
⑤フロント対応の変更 などなど・・・。
 
「自分達ではどうにもならない部分」に目を向けるのではなく、
「自分達で出来る事」を、出来る所から少しずつ変えて行ったのです。
 
その結果、このホテルはどこのホテルよりもいち早く、
連日の満室が続いていました。
 
それは、コロナが明けた今日でも。
連日高稼働が続いています。
 
コロナ禍で「お客様の為に」続けた努力が、
この成果を生んだのでしょう。
 
 
昔から「ウサギと亀」の話がありますが、
やはり、何でもコツコツ型の会社が生き残るんだな。
と感じた3年間でした。
 
当社では
ウサギの様に、猛スピードで成長し、
カメの様に、コツコツ努力する。
2つの良い所を掛け合わせて、
下期は経営を進めて行こうと思います。
 
もちろん、1人の人間が、カメのコツコツ型努力と
ウサギの猛スピードを両立するのは無理です。
 
1人でやるのではなく、
会社全体で実行すれば2つの仕組みを
両立する事は可能です。
 
下期は、より加速するインバウンド。
その波に当社も乗り、今まで以上にホテル業界を
バックヤードの部分からサポートする。
 
「ホンモクは、ホテルの事も宿泊する方も熟知している。」
と、ただホテル清掃して、設備点検するだけの会社から
脱皮して、進化していこうと考えています。
 
ホテルのおもてなしの精神と、
経営もサポートする。
 
そんな運営管理が実現できるように
日進月歩の精神で前に進めて行こうと思います。
 
では、下期がスタートします。
 
2023年後半、上期に引き続き、
ご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します。