
高濃度PCB廃棄物処分はお済みですか? 「PCB」特集です
目次[非表示]
- 1.高濃度PCBの処分期限が迫っています!
- 2.PCBってなに?
- 3.見落としがちなPCB廃棄物
- 4.処分の流れ
- 4.1.Step1. 確認・調査
- 4.2.Step2. 各種書類の届け出・登録
- 4.3.Step3. 適正保管
- 4.4.Step4. 処分手続き
- 4.5.Step5. 保管場所からJESCOへ運搬
- 4.6.Step6. 処理完了
- 5.PCB廃棄物処分をホンモクが代行します
高濃度PCBの処分期限が迫っています!
古いビルや工場、学校、施設管理者のかたへ
PCB廃棄物処理 はもうお済みですか?
高濃度PCB廃棄物処理期限は東京事業エリアでは令和4年3月末までと一年後に迫っています
期限内に処分しないと懲役や罰金が科せられます
手続きから処分完了まで最低でも半年を要するため今すぐPCB検査を実施しましょう
PCBってなに?
ポリ塩化ビフェニルといい、化学的な安定や熱分解しにくい、絶縁性がよい等の理由から変圧器やコンデンサー等の絶縁油など、様々な機器で使用されてきました。しかし、1968年のカミユ油症事件発生により人体への有害性が社会問題化し、1972年以降製造が中止されました。
その後の2001年PCB特措法、2004年ストックホルム条約、2016年PCB特措法改正を経て、PCB処分が義務づけられるようになりました。東京事業エリアでは高濃度PCBを使用した変圧器、コンデンサーの処理は令和4年3月末までに、安定器及び汚染物等は令和5年3月末までに行政の手続きに則り、処分をしないと懲役や罰則が科せられます。また、低濃度PCBも令和9年3月末までに処分をしないといけません。
見落としがちなPCB廃棄物
古いキュービクル内、配電盤、高所にある高圧受電設備内、倉庫内、資材置き場、エレベーター機械室、商業施設エスカレーター等、自分ではみつけにくい場所にPCB廃棄物が残存している場合があります。心当たりがある場合は、今すぐホンモクへご連絡ください。
処分の流れ
Step1. 確認・調査
銘板を確認します。通電中の変圧器やコンデンサーは感電の危険性があるので必ず電気保安技術者へ依頼をしましょう
Step2. 各種書類の届け出・登録
電気事業法に基づき各産業保安監督部に書類の届け出をした後、廃棄届出書を提出します
Step3. 適正保管
高濃度PCBはJESCOへの運搬が完了するまで適正に保管する必要があります。PCB廃棄物へ掲示板やステッカーを貼ります
Step4. 処分手続き
期限内に手続きを行えば、処理費用が中小企業では70%軽減、個人では95%軽減されます
JESCOと処理委託契約を締結します
Step5. 保管場所からJESCOへ運搬
PCB廃棄物収集運搬許可業者と運搬委託契約をし、JESCOと日程調整をして運搬をします
運搬当日は立ち合いとマニフェストの受け渡しを行います
Step6. 処理完了
運搬後、2ヵ月以内にJESCOから処理完了を示すマニフェストD票が郵送されます。これでPCB廃棄物処理が完了となります
PCB廃棄物処分をホンモクが代行します
PCB廃棄物処分は細かい書類申請や届け出があり、運搬業者も自分で手配しなくてはなりません。
ホンモクにお任せいただければ、所有者はサインと立ち合いのみで済ませられます。確認・調査から処分完了まで最低半年は必要です。今すぐホンモクへお問合せください! より詳細は下記サイトをご覧ください
環境省ポリ塩化ビフェニル(PCB)早期処理情報サイト http://pcb-soukishori.env.go.jp/
上のリンクより「Always vol.6」のPDFをダウンロードすることができます