
秋冬に備えて知っておこう!電気火災と漏電火災の予防5か条
令和2年横浜市で発生した火災原因のうち、電気機器による火災は36件、配線器具による火災は29件で全火災の1割以上を占めました。火災は起きてしまったら取り返しがつきません。日頃から対策をしっかり行いましょう。
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第1条 たこ足配線をしない
電気コードは使用可能な電流量が定められています。ひとつのコンセントに多くのプラグを挿す「たこ足配線」をすると知らず知らずのうちに電流許容量をオーバーして火災の原因となります。テーブルタップを使用する場合も記載の電気容量を確認し、必ず守りましょう。
第2条 キュービクルの法定点検は必須です
ビルや施設、工場などに設置されているキュービクルは法律で点検が義務化されています。扉や壁面の劣化や雨水侵入からの漏電で火災へつながる恐れを防ぐためです。年次点検、月次点検は必ず専門業者に依頼し、実施しましょう。
第3条 電気コードの短絡(ショート) に注意
電気コードが家具の下敷きや釘・ステップルで強く固定されるとショートの原因になります。コードを束ねることも熱がたまり火災の要因になるので厳禁です。
パチンコ店など配線を多く使用する店舗で多いのは、配線の混在によってプラグに埃がたまり、火災が発生する事案です。家庭でもプラグに水分が付着し火災へつながるケースがあります。日常的に使用しない電気器具はコンセントから抜いておき、埃や水分はマメに清掃しましょう。また、コンセントの劣化もショートの原因に。古いコンセントは新しく交換し、数が足りないときはコンセント増設工事を行いましょう。
第4条 LEDへの交換で電気代が大幅削減
水銀灯や蛍光灯を長期に渡り使用していると内部が劣化し、火災の原因となります。現在も設置しているビルやマンションはLED照明へ交換することで、火災予防はもちろん電気代も大幅に削減できます。ホンモクの施工ではLED照明への交換工事で70%電気代が削減された事例があります。
第5条 火災報知器やエアコン室外機の点検も
マンション・アパートからビル、店舗まで火災報知器の作動点検はきちんと行っていますか? 交換時期は5~7年が目安です。また、エアコン室外機の点検も見落としがち。劣化や漏電でショートし、火災へつながることも。信頼のおける専門業者へ定期点検を依頼しましょう。
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電気火災は日頃の定期点検で未然に防げることがお分かりいただけましたか?
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