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【日本でのホテル開業】

第3回 【日本でのホテル開業】 失敗しないための重要ポイント

ホテル開業を行うにあたり、成功事例を参考にする人は多いです。たしかに、成功事例は魅力的ですよね。しかし、「負けに不思議な負けはなし」という故・野村克也氏の言葉が示すように、成功には偶然や運の要素が含まれることも多いですが、失敗には必ず明確な原因が存在します。

つまり、その原因を知ることで、
同じ過ちを避けることができるのです。

第1回目と第2回目では、日本でのホテル開業の基本ステップや人材確保の重要性について詳しく解説しました。まだお読みでない方はぜひ、下記のリンクより前回の内容も踏まえて本文を読んでいただけると理解度がグンと高まります。↓↓

第1回ホテル開業をスムーズに進める近道ステップ

第2回順調な人ほどハマりやすい開業の落とし穴

そして今回の記事では、あなたが日本でホテルを開業する上で、失敗事例を踏まえてどのように行動していけばいいのか。この部分について、具体例をまじえてお話させていただきます。

■失敗事例1:立地選びの誤算で集客失敗
ヨーロッパの高級ホテルチェーンが日本の地方都市に進出。観光地から離れたエリアに立地し、交通の便が悪い場所を選んでしまいました。
開業1年で稼働率がわずか40%にとどまり、3年後に撤退。このケースは、ブランド力だけでは日本市場で成功できないという学びになります。つまり、『立地はブランド力を超える要素』ということです。

失敗の要因:
・ 市場調査不足:
観光客の動線やニーズを十分に分析せず、
ブランド力だけで集客できると過信。
・ アクセス軽視: 景観の良さに固執し、
利便性を二の次にした。

顧客の行動動線を無視すると、どれだけ豪華なホテルでも経営が回らないという教訓を教えてくれています。

■失敗事例2:人材確保の失敗で運営崩壊
アジア圏のホテルグループが東京で新規開業。現地スタッフの採用と育成に十分な準備をしなかった結果、オープン後に大きな問題が発生しました。
口コミ評価が急落し、1年半で売上が30%以上減少。再建には多額の追加投資が必要になるという事態に。

失敗の要因:
・ 過労で退職。
・ スタッフの教育不足: 日本の“おもてなし文化”への理解が浅く、 顧客対応でトラブル続出。

この失敗から、「人は財産」という事を学ぶことができます。適切な人材確保と育成が、ホテル運営の成否を左右します。
このほかにも、調べると色々な失敗事例を見つけることができますので、それらを参考にしながら、同じ失敗を起こさないよう情報を集めていくことで、あなたの開業はスムーズに運んでいくはずです。

ですが、
失敗事例以上に「大事な要素」があります。


失敗を回避するために本当に重要ことが何なのか。
ズバリ、
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事前準備を整えていくこと
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です。

なぜ事前準備が大事なのか?

事前準備は、ホテル開業の成功を左右する「土台」です。成功しているホテルは、徹底した事前準備を行い、予測されるリスクに対して事前に対策を講じています。事前準備を怠ると、開業後に予期せぬトラブルに直面し、コストや時間を余計に消費してしまう結果になります。
事前準備とは、単に施設や設備を整えるだけではありません。
以下のポイントが重要となってきます。

1.市場調査と需要予測: 立地エリアの需要、競合状況、ターゲット顧客の分析を行います。
2.予約受付の早期開始: ビジネスホテルの場合、開業の半年前から予約を受け付けることで、安定した集客が可能です。
3.効果的なPR戦略: インフルエンサーの活用やSNSマーケティングなど、現代に合った方法で知名度を高めます。
4.迅速な開業のためのM&A活用: 既存のホテルを買収することで、開業準備期間を大幅に短縮できます。

以上の4点を意識するだけで、
事前準備でやることが明確になっていくはずです。

そして、あなたがすべきことは、以下の3点です。

1.情報収集: まずは成功事例と失敗事例を学び、自分のビジネスに活かせるポイントを明確にしましょう。
2.専門家への相談: 日本のホテル業界に精通した専門家やコンサルタントと連携することで、的確なアドバイスを得られます。
3.事前準備リストの作成: 必要な手順やタスクをリスト化し、スケジュールを立てて計画的に準備を進めましょう。

ここまで読み進めてくださった方であれば、失敗事例をもとに日本での開業に向けてのイメージがふくらんできているかもしれません。
そして、あなたのイメージをさらに具体的に変えていくためには、

人脈をフルに活用せよ!

ということをお伝えしたいです。
失敗を回避するためには、ホテル業界での人脈を作ることをおススメします。

なぜなら、日本のホテル事情を隅から隅まで知り尽くしたプロに任せた方が、失敗の経験から得た知見をもとに、あなたの悩みに最適な解決策を提供できるからです。
日本でのホテル開業は、単なる資金や立地だけでなく、「人脈」をいかに活用するかが成功のカギとなります。特に海外オーナーの皆様にとって、日本特有のビジネス文化や商習慣を理解するためには、信頼できる人脈が不可欠です。

そこで、以下の3ステップも参考になさってください。

■ステップ1:
現地パートナーとの信頼関係を構築する

ホテル開業には、行政手続き、法規制の理解、地域コミュニティとの調整が必要です。現地で信頼できるビジネスパートナーやコンサルタントと連携することで、これらの課題をスムーズにクリアできます。特に、弊社ホンモクのような日本のホテル業界に精通した専門家との協力は大きな安心材料となるでしょう。

■ステップ2:
幅広い人材ネットワークを活用する

開業後の運営を安定させるためには、優れた人材の確保が欠かせません。
・支配人と立ち上げ専任チームの適切な配置:
開業後の運営管理に専念できる支配人と、プロジェクトの進行管理に特化した立ち上げチームが不可欠です。
・多様な人材ネットワークの活用:
客室清掃、設備管理、アメニティ・リネン業者など、信頼できるパートナー企業との連携が安定したサービス提供の基盤となります。

■ステップ3:
多言語対応によるスムーズなコミュニケーション

異文化間のギャップを埋めるためには、英語・中国語対応が可能なスタッフの存在は重要です。弊社ホンモクでは、国際的なオーナー様との円滑なコミュニケーションを実現し、開業準備から運営までを一貫してサポートします。

人脈の活用は、ホテル開業の最短ルート

信頼できる人脈があっても、そのネットワークを最大限に活かせるかどうか。これは、あなたの「行動」と「決断」で大きく変わっていきます。
そこで、
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私たちホンモクとのご縁を生かしてみませんか?
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私たちホンモクは、単なる清掃や設備管理の会社ではありません。日本のホテル業界を知り尽くしたプロフェッショナルとして、以下のサポートを提供しています。

1.人材確保のための総合支援
□支配人と立ち上げ要員の適切な配置
□高品質な客室清掃と法令遵守の設備管理

2.多言語対応での国際的なサポート
□英語・中国語のネイティブスタッフによる円滑なコミュニケーション

3.長期的な運営支援
□開業後の安定した経営をサポートするための継続的なフォロー
・ 「どこに相談すればいいかわからない…」とお悩みの方
・ 日本でのホテル開業に不安を感じている方
・ 開業後の運営まで見据えたパートナーをお探しの方

今すぐ、開業への一歩を踏み出しましょう!

また、現在ホンモクでは3店舗の外資系ホテルで客室清掃を担当しています。打ち合わせ、見積提出も英語対応を行い、受注させていただきました。1年以上が経過しますが大きな問題もなく、円滑に運営できています。
この経験から、「言語の壁を越えることが、ビジネスの壁も越える力になる」と実感しています。今後インバウンド需要が増加する中で、ホテル運営においても多言語対応は不可欠です。

当社は英語だけでなく中国語にも対応しており、
海外企業とのスムーズなコミュニケーションを強みとしています。


私どもは、単なる清掃や設備管理の会社ではありません。日本のホテル業界を知り尽くしたプロフェッショナルです。おもに、人材確保を攻略していくためのお手伝いを行います。

英語・中国語のネイティブスタッフが在籍しており、国際的なオーナー様との コミュニケーションが可能です。タイの企業が日本進出する際も、 事前にZoomで打ち合わせを行い、スムーズな開業を実現しました。どんな課題にも最適な解決策を提案できる日本でも数少ないホテル運営のプロ集団です。

日本でのホテル開業の成功を、
私たちホンモクと一緒に実現しましょう!


経験豊富なチームがあなたの挑戦を全力でサポートします。
長文を読んでくださりありがとうございました。

ホンモクは建物管理のすべてのお悩みにお応えいたします

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