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【日本でのホテル開業】

第2回: 順調なはずが一転…順調な人ほど失敗する“見えない落とし穴”とは

すべてが順調に進んでいる…と思った瞬間、最大の壁があなたの前に!

前回の記事を読んでくださった皆さんなら、もう日本でのホテル開業に向けた全体像がクリアになっていることでしょう。まだの方は、以下をクリックして、読み進めてください。↓↓

第1回日本でホテルを開業する方法

適切な立地選定、不動産ファンドやホテルオペレーション会社との提携、法的手続き、設備管理……。確かにこれらは重要なステップであり、ここまで理解できていれば大きな前進です。

しかし、ここで安心してしまうのはとても危険なのです。なぜなら、あなたの行く手を妨げる「ラスボス」が存在するからです。

多くの海外ホテルオーナーが、日本での開業準備を進める中で「これで完璧だ!」と自信を持つ瞬間があります。ですが、実際の現場で予想外のトラブルが発生し、思わぬ形で計画が頓挫してしまう。そういった事例も少なくありません。そのトラブルの元凶は何なのか。じつは、

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ラスボスの正体は「人材確保」
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法律、建築、システム導入まで準備が整っていたとしても、開業直前で「必要な人材が揃わない」「スタッフの質が基準に達していない」という事態に陥るケースが少なくありません。というより、多いです。

なぜなら、多くのホテルオーナーの盲点となっている部分だからです。そして、この盲点に気づけるオーナーさんはほとんどいません。なぜなら、ホテル開業を行う上では、土地探し、法的な整備が重労働であるため、まさか人材確保が開業のための大きなネックになるとは誰もが予想していないからです。

だからこそ、人材の確保がホテル開業に影響を与える事について認識しておくことは必須になってきます。

今回は、人材確保と日本でのホテル開業をテーマにお話しさせていただきます。まず、なぜ人材確保が大切になってくるのか。この点について以下にまとめていきます。

1. 日本特有の“おもてなし文化”

日本のホスピタリティ業界では、細やかな気配りや高水準の接客スキルが不可欠です。この文化的背景を理解せずにスタッフを採用すると、ゲスト満足度が著しく低下する可能性があります。

2. 多言語対応の必要性と限界

英語や中国語が話せるだけでは不十分です。多言語対応はもちろん、文化の違いを理解し、日本の顧客にも適切なサービスを提供できる人材が求められます。

3. 立ち上げ要員と運営スタッフの役割分担の誤解

よくあるミスは、支配人ひとりに立ち上げ業務まで任せてしまうことです。開業準備と運営管理では求められるスキルが異なるため、それぞれの役割を明確にすることが大切です。

以上の3点が、「人材確保が大切」とする主な理由となります。

つまり……

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人材確保なくして、開業不可能
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こういうわけです。

これは単なる準備の一環ではなく、ホテル開業におけるまさに「心臓」。すべての運営を支える基盤となるものだと捉えてください。

どれだけ法的な条件をクリアし、最新の設備を整え、立派な建物を建てたとしても、肝心のホテルスタッフが揃わなければ、ホテルをオープンすることすらできない状況に追い込まれてしまうからです。

さらに言えば、人材の質がホテルの「顔」となり、ブランドの信頼性やリピーター獲得にも大きな影響を与えます。スタッフは単なる労働力ではなく、ホテルの価値を具現化する現場の精鋭部隊だということも忘れてはいけません。

そこで、大事になってくるのが、3つの視点です。

1. 戦略的な採用計画の立案

開業時期に合わせた採用スケジュールを立て、早期から優秀な人材にアプローチします。特に支配人や立ち上げメンバーは早めに確保することが大切。

2. 現地の人材ネットワークの活用

日本国内で信頼できる人材紹介会社やパートナー企業と提携し、現地の優秀な人材を効率的に採用する。

3. 多言語対応と文化理解の強化

英語・中国語対応が可能なスタッフを採用した上で、日本のホスピタリティ文化に適応できるよう研修プログラムを整備していく。

つまり、言語の壁、文化の違い、法的な手続きの複雑さという大きなハードルを乗り越える必要があるのです。だからこそ、外国人オーナーが土地柄も住環境も異なる日本でホテルを開業するのは難しいのではないかといった声をよく聞きます。

ところが、そういった状況があるにも関わらずスムーズに開業を進めることができている外国人オーナーたちもいます。

なぜ彼らは日本での開業をスムーズに行うことができるのか?

ずばり、

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人脈をフルに生かしているからです!
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あなたは、ホテルを開業するにあたり、
日本のホテル事情を知り尽くしたプロをご存じですか?

もし、人脈がすでにあるのであれば、
そのネットワークをフルに活用することをおススメします。

そんな人脈あるはずないでしょ…
と思われた、あなたへ!


安心してください。

このように思われた方こそ、
ぜひ、弊社ホンモクにご相談ください。

私どもホンモクは、単なる清掃や設備管理の会社ではありません。日本のホテル業界を知り尽くしたプロフェッショナルです。おもに、人材確保を攻略していくためのお手伝いを行います。

1. 支配人と立ち上げ要員の適切な配置

・ 支配人:開業後の運営管理に専念できる人材を採用

・ 立ち上げ専任チーム:プロジェクトの進行管理と現場準備に特化

この役割分担が、開業後の安定した運営の基盤となります。

2. 幅広い人材ネットワークの活用

・ 客室清掃(ベッドメイク):日本基準の高品質な清掃体制

・ 設備管理(法定点検・メンテナンス):消防・電気・水回りの管理を 法令順守で対応

・ アメニティ・リネン業者の紹介:信頼できるパートナー企業をご紹介

3. 多言語対応スタッフによるサポート

英語・中国語のネイティブスタッフが在籍しており、国際的なオーナー様とのスムーズなコミュニケーションが可能です。タイの企業が日本進出する際も、事前にZoomで打ち合わせを行い、スムーズな開業を実現しました。

人材確保におけるタイムラインをご存じでしょうか?

以下の情報を参考になさってください。

・ 2年前:支配人・立ち上げチームの採用開始
・ 1年前:オペレーションスタッフ、外注先の選定
・ 6か月前:最終人員配置、研修・トレーニングの実施

早めの計画、開業までのシナリオを描いておくことで、余裕をもって開業することができるようになります。

日本でのホテル開業は、確かに多くの課題があります。しかし、最も手強いラスボスである「人材確保」を攻略すること。この情報を知っているかどうかで、結果自体も大きく変わってきます。

「どこに相談すればいいかわからない…」

そんなときは、ぜひ私どもホンモクにご相談ください。 日本での開業を支えるだけでなく、開業後の運営まで見据えたお手伝いをさせていだくこともできます。また、英語・中国語での対応も可能ですので、安心して、お問合せください。

あなたのホテル事業の成功を、
私たちは全力でサポートします!

ホンモクは建物管理のすべてのお悩みにお応えいたします

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