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【宿泊施設を一気にご紹介!料理にたとえた施設3選】
ホテルに旅館、カプセルホテルなど、日本には様々なタイプの宿泊
施設がありますよね。たとえば、ホテルと一言でいっても、ビジネス
ホテルにカプセルホテルにリゾートホテルなどなど、いろいろな名前
のホテルがあります。
ですが、それらの違いを説明してください…と言われたら少し困り
ませんか?
ホテルの違いなんて答える必要はないのですが、ホテル業界のこと
について、少しでも知ってもらえると、とてもうれしいので、今回は、
ホテルの宿泊施設についてご紹介させていただきます。
1.ホテル
ホテルは、
ビジネスホテル、シティホテル、リゾートホテル、カプセルホテルなど
に分かれ、特徴がそれぞれ違います。そして、このホテルの違いは
「料理」に例えると分かりやすいです。
たとえば、ビジネスホテルです。
ビジネスホテルの場合は「ファストフード」と捉えてみてください。マ
クドナルドや吉野家、すき家が提供するような「安くておいしくて、早
い」を実現させるスピードや効率が命のホテルです。
余計なサービスはいらないビジネスマンへ、スピーディーで便利な
宿泊体験を提供していますよね。駅の近くに位置し、リーズナブルな
料金を提供することで、お客様は素早くホテルにチェックインし、翌
朝早く出発できます。
この効率を保つために、スタッフも少人数でスムーズに回せるよう、
工夫が必要となります。ファストフード店のように、サービスは無駄
なくシンプルさを追求しています。
その一方、シティホテルは「フルコースディナー」と捉えることができ
ます。お客様が一つひとつのサービスをじっくり味わう場所だという
意味です。
ロビーのデザイン、レストランの料理、スパでのリラクゼーションなど、
すべての要素が揃って初めて完成する豪華な体験を提供している
ホテルです。
ここでは、ただ泊まるだけではなく、特別な体験を求めてくるお客様
が多いので、ホテル側としても、部屋、食、サービスの追求が求めら
れるホテルです。
次に、リゾートホテルです。
リゾートホテルは「バーベキューのイベント」と捉えると分かりやすい
です。つまり、お客様は非日常を求め、自然の中でリフレッシュをし
たいという気持ちで来られます。
バーベキューのように、準備は手がかかるし、大人数の対応が必要
になることもありますが、楽しんで帰ってもらえれば、その満足感は
格別です。
ここで重要なのは、アクティビティの提供や観光地との連携を意識
するたけで、お客様に「特別な体験」を味わってもらうことが可能に
なる点です。この特別な体験こそが、リピートにもつながります。
そして、最後にカプセルホテルがあります。
カプセルホテルは「立ち食いそば屋」に例えると分かりやすいです。
サッと食べられてサッと立ち去るという個人のニーズに応えるため
に、カプセルという小さな部屋を提供する施設です。
しかし昨今では、女性向けや観光客向けにデザインされたおしゃれ
なカプセルホテルも増え、限られたスペースでいかに快適さを提供
できるかが勝負となっています。
2.旅館
次に、紹介するのは「旅館」です。
旅館は「日本の伝統的な家」というイメージがあると思いますが、料
理にたとえると、和食のフルコースが味わえる施設だといえます。仲
居さんやおかみさんがウエイターとして、丁寧に一つひとつおもてな
しを提供する場所でもあります。
また、旅館には温泉がある場合が多いですよね。家族で「浴衣を着
て、旅館の中を歩き回る」という体験ができるのが特徴です。日本
の和を体験できることもあって、外国人観光客にも人気があります。
3. ゲストハウス
ゲストハウスは、料理に例えるならば、みんなで作るシェアピザのよ
うなものと言えるでしょう。
「ドミトリー」と呼ばれる相部屋では、二段ベッドが並んでいて、他の
人と一緒に泊まれる大きな部屋になっています。
また、宿泊費用が安いので、若いゲストが多く、海外からのバックパ
ッカーにも人気の宿泊施設です。
まったく異なる背景を持つお客様が一つ屋根の下で生活することに
なるので、学校での共同生活のような感じで、みんなでワイワイとに
ぎやかな雰囲気が味わえるのも魅力の一つです。もちろん、一人部
屋もありますが、食事場所などは他のお客様と一緒になる場合が多
いです。
どの宿泊施設にも言えるのは、お客様のニーズに合わせて部屋の
広さ、共用空間のデザイン、提供サービスを考えているということで
す。
あなたはどんなニーズをもって、宿泊施設を選びますか?
どんなことを宿泊施設に求めますか?
あなたの希望に合った宿泊施設が見つかりますように。