BLOG
【客室清掃をチェックする仕事とは?】
今までに泊まったホテルはどんな部屋だったか?
覚えていますか?
とっても綺麗な部屋だった!
家族4⼈で泊まるには快適な部屋だった!
⽇本⾵な旅館で雰囲気の良い部屋だった。
部屋についていた温泉が最⾼だった。
そんな良い記憶もあれば、悪い記憶もあります。
例えば、
シーツに髪の⽑が落ちていて、ちょっと不快だった。
お⾵呂のシャワーカーテンがカビだらけだった。
部屋を出ると廊下が汚かった。
エアコンの冷たい空気が出る所がホコリだらけ。
1 年に1回、または2回あるか?ないか?楽しみにしている旅⾏。
その旅⾏を最⾼の旅にする。そんな使命を私たち清掃スタッフは担っています。
私たちが⾏う客室清掃の仕事は、2つに分かれています。
①客室清掃をする係。
②最終チェックをする係。
と、2つです。
客室清掃する係とは、主に使⽤した部屋をキレイに清掃する仕事です。ベッドメイクさ
ん!客室清掃員!と呼ばれる仕事です。3年も勤め上げたベテランになると、ベッドメイク
する仕事は神業!と⾔っても良いくらい、本当に早いです。初めての⼈がやると、20 分前
後かかりますが、ベテランは1分で仕上げます。
最終チェックする係とは、清掃した後、本当に部屋を売りに出して良いか?最終チェック
する係です。アメニティは揃っているか?冷蔵庫の中は?忘れ物はないか?ベッドにシワ
が付いてないか?を最終チェックします。この係がOK!を出すと、フロントさんがゲスト
(宿泊者)を部屋にご案内します。お部屋の隅々まで徹底的なチェックを⾏います。
このチェックの仕事こそ、お客様の『良い記憶』に残るようなお部屋づくりに繋がります。
客室清掃の最終チェックは、ただの「確認作業」ではなく、お客様にとって最⾼の宿泊体験
を提供するためのサービスなのです。最終チェックする⼈(チェッカー)は、ゲストの⾒え
ない部分まで、清掃が隅々へ⾏き届いているかをチェックします。
このように、⼀⾔で客室清掃!と⾔っても、お客様に快適な空間を提供する仕組みが裏には
あるのです。
次回ホテルに泊まる時は、裏側の仕事を知ると、ホテルに泊まる事が楽しくなりますよ!